Hizakurige : Shank's Mare
Koku-Ei
About this Album
弥次喜多道中を自分なりに。
二人の、デタラメなロードムービー。
舞台は、江戸から進む、東海道。
ゴールなんて、どうでもいい。
トラブルと勘違いを荷物に詰め込んで、
アスファルトじゃない未来へ、ただ進む。
彼らの七転八倒、喜怒哀楽のすべてを、
現代のビートでリミックス。
City Pop、Electro Swing、Ska-Punk、Disco Funk。
ジャンルも、時代も、軽々と飛び越えて。
失敗だらけ。でも、全部「洒落」にして笑い飛ばす。
そんな江戸のバイブス
Tracklist
01旅立ちの日本橋
80s City Pop , Urban Pop
舞台: 江戸・日本橋
解説: 夜明けの日本橋。80s City Popの風に乗って、最高の旅が始まる、はず。この先の波乱万丈を、二人はまだ知らない。
02小田原騒動
Electro Swing
舞台: 小田原宿
解説: タダでご飯を食おうとする、弥次さんの盛大な勘違い。Electro Swingの弾むリズムと駆け声が、ドッタンバッタンの大騒ぎを加速させる。
03墓場の狐と裸道中
Psychedelic Funk Rock
舞台: 日坂宿あたり
解説: 狐に化かされ、身ぐるみ剥がされる。怪しいファンクから、すべてを笑い飛ばすパワフルなロックへ。Funky Misfortune(ファンキーな不運)こそ、旅の始まり。
04丸子宿・おあずけとろろ汁
BossaNova
舞台: 丸子宿
解説: お目当てのとろろ汁は、夫婦喧嘩でおあずけに。BossaNovaのリズムで舞う、とろろトリップ。理想と現実の、ままならなさ。
05新居の渡し・浮かぶ脇差
Ska-Punk
舞台: 新居の渡し
解説: 船上の大パニック、立場逆転のショータイム。Ska-Punkの性急なビートが煽る。その結末は、湖にぷかぷか浮かぶ、木の脇差。やっぱりヒーローにはなれない。
06幻の富くじ
Disco Funk
舞台: 大坂
解説: 拾った富くじで、億万長者の夢を見る。きらびやかなDisco Funk。からの、無音。請求書の束だけが残る、哀愁。
07旅の終わり
Kayou Ska
舞台: 大坂
解説: 無一文。最後の逆転劇は、男妾稼業。ハイテンションな歌謡スカが、涙ぐましいアピールと無慈悲なオチを盛り上げる。金も職も恋もない。でも、最高の笑い話ができた。それで、All Right.